2012年冬の展示「Autumn&Winter Days」
3度目の展示となりましたが、作品は変わらず、
小さな町の小さな物語を書きました
いつもは、季節が冬で、あとは私がなんとなく書いたもの、でしたが(笑)
今回のものは、根底に一つ置いたことがありました
それは育った町の景色を書くというもの
私とそらまめ相方は、同じ市内で暮らし、高校時代に知り合い、
似たような景色の中を制服でうろうろした仲であり
今はそこから離れて暮らしております
私は震災以降一度も帰っていません
思えば、それなりに大きなお腹で震災の一週間前に、
仙台に暮らす友人に会うために実家に帰ったのが最後でした
だから、それからはお気に入りで帰る度に通っていた喫茶店も
実家の周りの景色も、もう見ていない
それが、作品の中に一部反映されて、形になりました
豆本「羊氏の一日」に登場する図書館と喫茶店は、まさにそれ
ちなみに、登場する女性二人組はよく考えてみると。。。